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日々、熱計算を行いながら、技術者のためになるソフトを作っています。そんな起業家の日常を書きます。
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Posted by - 2025.03.13,Thu
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Posted by Future Engineer - 2009.09.20,Sun
粉体微粒子(0~500μm)の浮遊速度を計算するソフトを新リリースしました。

粉じん(塵)等、ナノ粉体をが重力に逆らって持ち上がるための最低限必要な風速を計算するソフトです。

速算浮遊速度の詳細はこちら→
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Posted by Future Engineer - 2009.05.25,Mon
金型などの高温鉄材内を通過する冷却水が受け取る熱量の計算にも、熱伝達率を使用します。


熱伝達率(境膜伝熱係数とも)は、レイノルズ数 2300付近で計算式が変わります。



2300以下は流れが層流でそれ以上は乱流となり、伝熱が促進されます。(実際の流れはたいてい乱流です。)


なお、流れ方向に、熱伝達率が一定と仮定すると、ニュートンの冷却式 から、流れ方向に熱量を積分して、


冷却管全体の冷却量が求まります。これから、出口温度を求めることも可能です。


冷却管 出口 温度 計算はこちら
Posted by Future Engineer - 2009.05.22,Fri
過去数回で紹介したように、高温物体周りを流れる流体への放熱量を求めるためには熱伝達率が必要だと書きました。



この熱伝達率を計算するために必要な情報は以下のとおりです。



流体の物性値

熱伝導率などの熱物性値

密度、動粘性係数

固体表面温度、流体温度

流体速度(速度つまり、レイノルズ数によって熱伝達率の表現式が変わりますから注意が必要)

物体の代表長さ(パイプ内の流れだったら、内径、外側の流れだったら直径)



これらの情報がひとまず揃えば、あとは熱伝達面と流れの接し方から、熱伝達率の計算式に当てはめ、



ニュートンの冷却則によって放熱量が求まります。





熱伝達係数、熱伝達率による熱計算でお困りの方はお問い合わせください。
Posted by Future Engineer - 2009.05.20,Wed
近所を歩いていたら、トヨタの販売代理店で面白い看板を見つけました。

数年中部地方を離れていると、こういう

「モロ名古屋弁」

に反応してしまいます。

Posted by Future Engineer - 2009.05.20,Wed
前回のエントリー




で、熱伝達率 h の計算式中に現れる Re数について触れました。



これは



「流れの勢い」



を示す無次元数で以下のように定義されます。


この「勢い」は、流体の慣性力のことで分子に表れています。分母は定義から想像されるように、粘性力を示しています。

熱伝達率は上記 レイノルズ数とは非常に関係があり、レイノルズ数によって熱伝達率の表現式が変わってきますので、

注意が必要です。

熱伝達率と流速の関係でお悩みでしたら→
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プロフィール
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Future Engineer
年齢:
948
性別:
男性
誕生日:
1076/10/05
職業:
自営業
趣味:
サイクリング
自己紹介:
放熱、冷却に関する計算を行う会社を設立しました。

定期的に、計算に必要な豆知識をお知らせします。
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